HotSaNIC
サーバ監視に使うソフト。(リソースとか)
MRTGとかと同じ感じですね。
バージョンが0.5になっていくつか変更されています。
大きくは監視項目が増えたって事でしょうかね?
※更新が長い間止まってるのもう終了したのかもね('~')
■必要環境
Perl 5
ImageMagick
net-snmp
Apache
※無いものはさくっとRPMなどで入れておきます。
■インストール
・ rrdtool
最新版をここからダウンロード
好きな場所にダウンロードし、展開してください。
$ tar zxfv rrdtool-x.x.xx.tar.gz
$ cd rrdtool-x.x.xx
$ ./configure
$ make
$ su
# make install
# make site-perl-install
以上で設定する項目もありません。
・HotSaNIC
最新版をここからダウンロード
好きな場所にダウンロードし、展開してください。
# tar zxvf HotSaNIC-x.x.x.tgz -C /usr/local/
# cd /usr/local/HotSaNIC
# /setup
・Debianの場合
rrdtoolはaptから入れれます。
# apt-get install rrdtool librrds-perl imagemagick
■Setup項目
Setupを実行すれば対話式(y/n)で進んで行きます。
Module found: APCUSV:ACP社のUPS管理モジュール
Module found: APPS:アプリケーション管理モジュール
Module found: BIND:BINDの管理モジュール
Module found: DISKIO:Disk I/O の管理モジュール
Module found: DNET:DNET の設定
Module found: MAILQ:Mail スプールの管理モジュール
Module found: NETSTAT:ネットワークステータスの管理モジュール
Module found: NETWORKS:IP Tables のモニター
Module found: PART:ハードディスクのパーティション管理
Module found: PING:PING によるトラフィックモニター
Module found: SENSORS:CPUの温度モニター
Module found: SHOUTCAST:ストリーミングサーバーSHOUTCASTのモニター
Module found: SYSTEM:SNMPによるOSシステムのモニター
Module found: TRAFFIC:TRAFFIC のモニター
Module found: WORMS:WebサーバーでのWORM モニター
環境によって利用できるものが違います。
とりあえずyesにして利用できないものがわかり次第
再度./setupをしてみてもいいかと思います。
■設定
# vi /usr/local/HotSaNIC/settings
DAEMONDIR="/usr/local/HotSaNIC" #HotSaNICのパスを指定
BINPATH="/usr/local/rrdtool/bin" #RRDTOOLのパスを指定
WEBDIR="/var/www/stat/hotsanic" #グラフ出力先のディレクトリを指定
CONVERTPATH="/usr/bin/convert" #ImageMagickのconvertコマンドのパス
SNMPWALK="/usr/local/bin/snmpwalk" #SNMP を使用する場合は指定する
SNMPGET="/usr/local/bin/snmpget"
SNMPBULKWALK="snmpbulkget"
動作が正常に行われない場合、
moduleディレクトリ内にあるファイル(settings)を直接編集すればいいうごくかもね。
後、単体でみるだけなら別にSNMP要らない。
■動作
動作が開始されるとWEBDIRで指定したディレクトリに
html・gif等が作成されブラウザーから見れるようになります。
# cd /usr/local/HotSaNIC
# ./rrdtimer -i
しばらくしてから
# ./makeindex.pl
# ./convert.pl
SNMPを起動させてから
# ./rrdgraph start
rrdgraphを起動して15分~20分程してから
ブラウザーでアクセスすれば確認できると思います。
初回時で画像が表示されない場合は再度./convert.plを実行。
※グラフを他人に見られたくない場合はapacheの設定で制限して下さい。
■自動起動
rc.localにでも/usr/local/HotSaNIC/rrdgraph startを追加します。
もちろんSNMPも自動起動にしておく必要があります。